【動画あり】ボルダリングワールドカップ八王子決勝ハイライト&リザルトまとめ
5月6日、7日に東京都八王子市エスフォルタアリーナでボルダリングワールドカップが開催された。東京で初の開催であり、日本人選手も4人が表彰台に上がった。
決勝リザルト
男子
youtubeより:https://youtu.be/1UFdVCf_6os
男子は第4課題を完登したアレクセイ選手が逆転優勝。楢崎選手は第1課題で唯一の完登を決めるも、第4課題で躓きアテンプトの差で準優勝となった。前回大会を優勝し、調子を上げていた渡部選手は3位に入賞した。
女子
ヤーニャ選手が5トライで4完登と圧倒的な強さをみせ優勝を飾った。特に多くの選手がスタートで苦戦した第3課題を見事1撃し、会場をどよめかせた。
準優勝は野口選手。4完登を決めるも、アテンプトの差で2位に。ヤーニャ選手に続き、全完登で健在ぶりを示した。野中選手は第2課題で苦戦し、3完登で3位入賞となった。
決勝オープニング演出
決勝ではオープニングでプロジェクションマッピングでの演出も行われた。
すごい。#ifscwc pic.twitter.com/7Ynsavvgcu
— ボル部(ボルダリング部) (@boulder_club) 2017年5月7日
決勝ハイライト
各動画トライ直前から始まります。
第一課題
男子
繊細なバランス感覚が求められるスラブ課題。左のボテをレイバックで上がっていくが、足が非常に悪く滑らせてしまう選手が多かった。楢崎選手が唯一の完登をみせる。残り時間18秒でラストトライ、残り時間2秒でトップホールドに飛びつき、見事完登を果たした。
楢崎選手のトライ
女子
全ての選手が一撃で完登。ウェルカム課題となった。
野中選手のトライ
第二課題
男子
トリプルダイノから薄いカチを使って立ち上がる課題。下部のダイノは難なくこなすも、上部のカチを保持して立ち上がる部分で苦戦する選手が目立った。楢崎選手は得意のダイナミックな動きで一撃。
楢崎選手のトライ
女子
ゴールとりが核心の課題。トップまで距離があり、多くの選手が飛びつくも届かずフォールしてしまう。野口選手がギリギリまで体を上げて右手を出し、見事ゴールを保持した。
野口選手のトライ
第三課題
男子
ゴール手前のカチ取りに苦戦を強いられる課題。渡部選手が試行錯誤の末、安定した完登を決めた。
渡部選手のトライ
女子
スタート核心の課題。一手目から飛びつく課題だが、スタートのボテが悪く飛びつくことさえままならない。後ろ向きでスタートするなど、各選手試行錯誤を繰り返すが、中々思ったようにスタートを切ることが出来ず。野口選手がラストトライで残り時間2秒とギリギリで完登を決め、会場を沸かせた。しかし、その直後に登場したヤーニャ選手がなんと一撃で完登し、会場から驚愕の声が上がった。
野口選手のトライ
第四課題
男子
強傾斜でボテを両手で挟み込むパワフルな課題。楢崎選手、渡部選手がともに完登を逃し、アレクセイ選手が3トライで完登したことにより、アテンプトの差でアレクセイ選手が優勝を決めた。そして、今大会で初めて決勝に進出した石松選手も見事決勝課題初の完登を果たした。
アレクセイ選手のトライ
女子
ポケットからカチが続く課題。ヤーニャ選手がこの課題も一撃を決め、第二課題以外全て一撃と圧倒的な強さをみせつけ優勝を決めた。
ヤーニャ選手のトライ。