【イラスト解説】ボルダリング上達のコツ!基本ムーブ18選!
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ボルダリング上達のために欠かせない基本ムーブを一覧で解説します。より効率的に登るためには必要な初心者から中級者、上級者の方まで必須のテクニックです。
ダイアゴナル
ポイント
- 左足と右手、右足と左手といったように対角線の2点支持でバランスをとる
- 腕の力ではなく、足の力で登る
- 体をひねり、腰を壁に近づける
アウトサイドフラッギング
ポイント
- 足のフラッギングで回転を止める
- 足の踏み替えをせずに次の手を出せる
- 腰でバランスをとる
インサイドフラッギング
ポイント
- ホールドに乗せている足の上をクロスするように突き出す
- 腰を入れることで手を出せる距離が伸びる
- 足の踏み替えをせずに次の手を出せる
キョン(ドロップニー)
ポイント
- それぞれの足は前後に張る
- 体を回転させながら、膝を深く落とし込み腰を沈める
- 膝の故障の原因にもなるので、多用には注意
トウフック
ポイント
- 足首を固定して、ふくらはぎやももの力を利用
- ホールドにつま先をあてるだけではなく、自分の方に引くように掛ける
- シューズの形状やゴムの範囲でも効果が左右される
ヒールフック
ポイント
- ヒールをかけた足に重心を移していく
- しっかり腰を上げてから次の手を出す
- 足の裏側の筋肉を意識して引く
手に足
ポイント
- 手の横に足を載せるスペースを確保する
- 足をホールドに乗せたら両腕を引きつけて身体を壁に近づけながら次の手を出す
- ホールドに掛けるときはトウとヒールを使い分ける
クロスムーブ
ポイント
- クロスさせる前にフットホールドの位置を確認しておく
- 基本的に体の切り返しが終わってから次の手を出す
- 次の一手が遠い場合、切り返しの勢いでそのまま次の手を出す
マントリング
ポイント
- 両手で一気に引きつけた後、手のひらを返し上腕の力で押し上げる
- 先に足を上げてヒールフックを使い乗り込むことも
- 外岩で立ち上がるときによく使われる
デッドポイント
ポイント
- 両手で引きつけ、一瞬の無重力状態を作り出し素早く次の手を出す
- キャッチした後の反動に備える
- 片手クライミングでコツが掴める
ダイノ(ランジ)
ポイント
- 腰を下げて数回スウィングして反動をつける
- 残す方の手でホールドを押し、キャッチ後の振られを抑える
- 目標のホールドをしっかり確認する
ダブルダイノ
ポイント
- 両手で目標のホールドに飛びつく
- 両手はホールドを押し切ってから離す
- 体を壁にしっかりと引きつけてからつま先で踏み切る
サイファー
ポイント
- 足を振り上げる勢いを利用してとびあがる
- 足の振りが大きいほど距離がでる
- フットホールドに置いている足の力も利用する
レイバック
ポイント
- 足でホールドを押し、手はしっかりと引く
- 手と足を伸ばす
- 両手両足のうち、3点を安定させた状態で残りの1点を動かす
ニーバー
ポイント
- ホールドとホールドの間に足を突っ張り棒のようにして挟み込む
- レストに使用することが多い
- 足首の角度で長さを調節する
ステミング
ポイント
- 両足をできる限り外側に突っ張る
- 上体をできるだけ内側に倒し、バランスをとる
- 足はホールドがなければスメアを利用する
ルーフ基本姿勢
ポイント
- 両腕を伸ばす
- できる限り足を切らさない
- 腰を壁に近づける
挟み込み
ポイント
- つま先とつま先で挟む、または足の裏と甲、ヒールと甲で挟む
- ルーフでは足を先行させて腕の負担を減らすことも可能
- レストにも使用可能