【イラスト&動画付き】レイバック、ニーバー、ステミングを徹底解説!
ボルダリングのムーブであるレイバック、ニーバー、ステミングについて解説します。
レイバック
レイバックはコーナーの縁やクラック、ホールドが縦方向に並んでいるときに使用するムーブです。
両手でホールドを引き、両足でフットホールドを押しながら登っていきます。体重を背中側にしっかりとかけることで、体全体で突っ張ることができ安定します。腕は曲げてしまうと体が回転しやすくなってしまうため、伸ばすことを意識しましょう。
youtubeより:https://youtu.be/T1rQYvP1g64
両手両足を同時に動かしてしまうと、突っ張りが効かなくなりバランスを崩してしまいます。そのため、3点を安定させた状態で、残りの1点を動かして登ります。レイバックはコーナの縁でも有効に使うことができます。
ニーバー
ニーバーはホールドとホールドの間に足を突っ張るようにして挟み込み、体を安定させるムーブです。
しっかりと決まれば両手を離すことができ、レストにも最適です。
下のホールドにはつま先をのせ、上のホールドには膝の上や太もも周辺を押し当てます。足首の角度で長さを調節し、ぴったりとホールドの間に足が挟み込まれるようにします。
youtubeより:https://youtu.be/oSj9IbDiWks
このようにニーバーはしっかりと決まれば、両手を離してレストが可能です。使用頻度はあまり高くないですが、ピンポイントでかなり有効となるムーブなのでぜひ覚えておきましょう。
ステミング
壁に挟まれたときに両足で突っ張ることで体を安定させるムーブです。
両足をフットホールドに乗せて、上半身を壁側に倒すようにしてバランスをとります。
足はできるだけ外側に突っ張ることで、より安定感を生み出すことができます。しっかり決めれば両手を離して安定させることができ、レストに使うことも可能です。人工壁よりも、外の岩場での利用頻度が高いムーブです。
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